バハムートラグーン 感想

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バハムートラグーンについて

 

バハムートラグーンは1996年に発売されたSFCのゲームです。

私が初めてプレイしたシミュレーションRPGになります。

当初、普通のRPGだと思っていたので、プレイ中は投げ出しかけたことも多々ありますが、何とかクリアしました。

この頃はまさか、ヒロインのヨヨがその後スクウェア三大悪女になるとは思っておらず、知った時にはなるほどなと思わないでもありませんでした。

 

クリア後にはex-play、いわゆる強くてニューゲームですね。

これが出来るので、最初にプレイした時も2周はしたと思います。

 

しかし、よりみちステージのむずかしいダンジョンというのがクリアできず、そのまま長年放置することになります。

十年以上経ち、ネットで攻略法が検索できるようになると、クリアできなかったむずかしいダンジョンがどうしても気になり、2013年再びプレイしました。

 

その時の感想になりますが、ストーリーよりヨヨとむずかしいダンジョンがメインです。

 

ネタバレもありますのでご注意ください。

 

スクウェア三大悪女 ヨヨについて

2013年のプレイ時、すぐにむずかしいダンジョンに行く予定だったのですが、一番時間をかけているセーブデータが周回の途中だったようで、序盤で止まっていました。

むずかしいダンジョンに行くにはもう少しシナリオを進めないといけません。

 

 

悩んだ結果、そのデータはゲームを二周はしているのでもう一回最初からはじめてもすぐに後半まで行けるだろうと、ex-playで最初からはじめました。

せっかくなのでもう一回ストーリーも楽しみたいとも思いましたので。

 

 

シミュレーションRPGなので、RPGに比べ物語的なところは少ないと思います。

でも不思議なことに、バハムートラグーンはその短い所に物語がぎゅっと詰まっています。

 

 

この時はヨヨがスクウェアの三大悪女と呼ばれているのも知っていましたし、私も彼女の行動に突っ込みながらプレイしていたのですが、嫌いかどうかというと実はそうでもありません。

パルパレオスも好きです。

この二人を見ていると、FF6のティナとレオ将軍を思い出します。

 

 

すごくヨヨって不安定ですよね。

攫われて戻ってきたらいきなりカーナの復興と神竜を求めての戦闘の繰り返し。

攫われた先で好きな人が出来て、でも立場的にはカーナの王女ですし本当はみんなの心の支えにならないといけない。

攫われる前と後では、本当にヨヨってガラッと性格が変わっています。

 

 

攫われる前は快活な少女っぽいのに、戻ってきた後は孤独な王女。

少しそれに酔っている感もないこともないのですが、やることはやっているんだから一人にして、的な感じも分かります。

 

 

パルパレオスが反乱軍に参加して、ヨヨは本来の立場である王女たる事を選んでいますが、恋人にはビュウではなくパルパレオスを選びます。

立場と気持ちの微妙なバランスが成り立っていると思います。

 

 

これはプレイしていた当時も感じていて、だからバハムートラグーンはすごく印象に残ったゲームでした。

 

よりみちのむずかしいダンジョンについて

むずかしいダンジョンをプレイしようと、最初からはじめた時点で平均レベルは60くらいでした。

本編を進めていくとレベル65前後になったので、よりみちのむずかしいダンジョンが出たらそのままチャレンジできそうだなと思っていると十年以上経ってある発見がありました。

なんと、新しい仲間を見つけたのです。

 

 

しかもライトアーマー、なぜ気づかなかった昔の私!!

この人がいれば行動がどれだけ楽か……

 

 

しかしレベル30台。

ライトアーマーの機動力はほしいので、マテライト達と組んでレベル上げをしました。

 

 

その後レベルをあげたり、アイテムを買い込んだりして、何とかむずかしいダンジョンをクリアすることが出来ました。

4時間くらいかかりましたが。

 

 

初期位置の下半分はなんとかなるのですが、上にいる敵のHPが多い事多い事。

テイルズオブレジェンティアのキャラクエのように、HPが多すぎて引いてしまいます。

 

一度間違えて進軍してしまい、敵3体に囲まれたらあっさりビュウがやられてゲームオーバー。

テンポラリーセーブをこまめにしていたので、あまりダメージはなかったのですが、そうでなかったら危なかった。

なので、ドラゴンの「いけ」と「こい」を駆使して敵を1体ずつなんとかおびき出しました。

ただ最後の2体は上手くおびき出せず、同時に相手をしなければなりませんでした。

その時はライトアーマーがいる部隊を1体に対して囮に出し、その間にもう1体を囲んで集中攻撃しました。

 

この時活躍したのがプチデビル!

ベヒーモスと一緒に活躍できると書いてあったので、本編を再プレイしている時からコツコツとプチデビルのレベルを上げていました。

結局ドラゴンはベヒーモスにはしませんでしたが、「おどり」の9999ダメージが使える!

プチデビルのおかげで、どれだけプレイ時間が短縮できたか。ありがとうプチデビル!!

 

宝箱はライトアーマーを入れたビュウで「ひっさつけん」を使いながら回収しました。

ビュウの部隊で手が回らない宝箱は、別のライトアーマーをいれた部隊で回収です。

 

 

あとは買い込んだ回復アイテムを惜しみなく使い、HPとMP切れを起こさないようにしました。

 

 

これで十年以上気にはなっていたむずかしいダンジョンがクリアできたので、もうバハムートラグーンに思い残すことはありません。

 

バハムートラグーン再プレイの感想

再プレイしていると、初期のプレイでは気づきませんでしたが、タイチョーとセリーヌもいいですね。

エピソードとしては本当に短いんだけど、セリフがうまい。

 

 

RPGではないからセリフも少ない。

だからこそ、すごく個性的なキャラが多い。

 

 

これはポリゴンとかでやったら引いてしまうと思います。

ドットだからこそ大げさなセリフと動きがその台詞を生かしていると思いました。

 

 

 

あと、最後に言いたいのは、バハムートラグーンの曲は素晴らしいという事。

「ヨヨと神龍」はぜひ一度聞いていただきたいです。

この曲は何年たっても忘れられない曲でした。



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