3人目の出産レポ3

img-birth3 三人目の出産

8時半、陣痛間隔が3~5分に

朝食を食べるため体を起こしたのがよかったのか、食事中に陣痛間隔が狭まり痛みも強くなってきました。

 

これはもうすぐだ!!

 

と思ったのですが、陣痛の痛みに横になると間隔が10分に戻ります。

これはまずいと体を起こし、安産体操などをすると間隔が短くなります。

 

いつもここからあっという間に進むので、まさかここから出産まで数時間かかるとは思ってもみませんでした。

 

NSTもしたのですが、張りも間隔もそれほどでもありません。

 

3人目なのですぐに産めると思っていたのですが、破水から始まったせいか陣痛を最初からずっと感じないといけなかったのは大誤算でした。

 

しかも、破水したので感染予防の抗生物質の点滴もあり、針が差しっぱなしだったためすごく痛かったです。

これは動いた拍子に針の所をいろいろぶつけた私も悪いのですが。

 

11時半、内診。

痛みが強くなってきているので、5~6㎝は子宮口が開いているかと期待したのですが、まだ4㎝でした。

ただ、助産師さんが言うには薄く? なってきているらしく、頭が触れるくらいには赤ちゃんが下がってきているようでした。

 

12時半、これが恐れていた陣痛だ!

子宮口の開きが小康状態のままお昼になり、昼食が運ばれてきました。

 

この病院では、お昼ご飯の時に夕飯のメニューが書いてあります。

メニューを見ると、夕飯はローストポーク。

おいしそう!!

 

時々見に来てくれる助産師さんに、夕飯がおいしそうなので夕飯までには産みたいですと、12時の時点ではまだ雑談が出来ていました。

 

昼食も食べられるだけ食べようと思ったのですが、食べている途中でだんだんと陣痛の痛みが増してきました。

 

朝食と同じく、体を起こしているからかなと思ったのですが、子宮口を押される痛みがはっきりと分かります。

 

昼食はもったいないですが半分以上残しました。

助産師さんに、食欲がない? それとも痛みで食べれない?

と聞かれましたが、痛みで食べられないと答えるとすぐに下げてくれました。

 

12時半を過ぎた頃、急に一度の陣痛が長く痛くなります。

 

これだ! これが恐れていた陣痛だ!!

 

何度か呼吸で紛らわせますが、痛みのあまり声が漏れてしまいます。

ちょうど助産師さんが部屋にいない時だったので、少し我慢していたのですが、我慢しきれずナースコールを押しました。

 

きしか
きしか

陣痛の痛みが明らかに変わりました!

 

という内容を若干支離滅裂な感じで告げたのですが、すぐに切れて助産師さんが来てくれました。

陣痛間隔は5分くらい。

 

しかし、内診してもらうと子宮口はまだ5㎝。

絶望しました。

まだ5㎝なの? この痛みは7~8㎝だと思う!!

 

ただ、いつもここから早いので、早めに分娩台に行きましょうとの助産師さんの判断で、一度トイレを済ませてから移動することになりました。

 

このトイレへ行く前の陣痛の時、赤ちゃんの頭がグリっと下に降りてくる感じが分かりました。

 

13時過ぎ、分娩台へ

約12時間ぶりの分娩台。

ここまで来たらあと少し。

 

NSTをすると、張りは100近い。

これはもうすぐ産まれる!

 

と思ったのですが、まだ陣痛の間隔は5分。

 

この間2回ほどしか陣痛の波が来ていませんでした。

 

陣痛間隔的にまだだと判断されたのか、一旦助産師さんたちが分娩室を出ていきます。

 

その次のタイミングの陣痛、これがもう絞り出るようなうめき声しか出せないくらいの痛みで、慌てて助産師さんが補助の方かな? その方に、私に付いててと指示をされ、お尻の方を抑えてもらいました。

すぐに助産師さんが戻ってこられ、コロナなのでいつもと違い厳重にマスクやガウンを付け始めました。



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