長女は説得できる
出血した日、子どもたちのお迎えは母に頼みました。
私が寝ている部屋は和室で、リビングとふすまで仕切られています。
長女は開ける事ができますが、4歳なので言い聞かせれば寝ている私に近づきません。
問題は次女です。
幸い、まだふすまを開ける事が出来ないので、ふすまさえ締めていたら私が寝ている部屋へは来れないはずでした。
実際、前日までふすまを開けれませんでした。
母が二人を連れて帰ってくると、状況を理解していた長女が一目散に私の部屋へやって来ました。
どうして寝てるん? 血がいっぱい出たから? しんどいの?
そうやねん。だからお母さんに乗ったりしたらあかんで。赤ちゃん痛い痛いやからな。
わかった!
長女はこれで問題クリア。
いつもならじゃれて私の上に乗ってきたりするのですが、保育所での出血を見ているからか私にヨシヨシしてリビングへ行きました。
次女は来るはずないと思っていたので、長女さえ説得できれば安静にしていられます。
ふすまが開いた!
さすがにこの日は子どもたちの食事も、お風呂も無理なのでずっと寝室にいる予定でした。
横になっていると、ガラッとふすまの開いた音が。
母かなと思っていたら、なぜか満面の笑顔の次女がいたのです。
え!? なんで???
次女は一目散に私に突進して上に乗ってきました。
いやいや、今はだめ。
特に衝撃を与えないで!
慌てて母を呼ぶと「え? なんで次子がこっちにいるの? 長子ふすま開けた?」と、慌てて次女をリビングへ連れて行ってくれました。
長子、開けてないで。次子が自分で開けてん。
『うそーーーーーー!!』
子供の成長は著しいですし、昨日できなかったことが今日できることもあります。
だけど、このタイミングでふすまを開けれるようになるのは大誤算。
この日、母は子どもたちの夕飯を作りながら常に次女を見張らないといけなくなり、てんやわんやでした。
せめて洋室なら鍵がかけられたのですが、和室に鍵をつける必要がなかったので、つっかえ棒などもありません。
後日、100均で伸縮できるつっかえ棒を買ってきて、子どもたちがいる時間帯は常につっかえ棒をしておくようになりました。
出血した日からつっかえ棒を買うまで、ふすまを開けれるようになったのが嬉しかったのか、常にふすまを満面の笑顔で開けるようになった次女の顔が今でも忘れられません。
出血は治まってきた
出血をした翌日、再び診察と点滴のため産婦人科へ行きました。
前日、旦那が夜は不在のためいつもは2階で寝る母に同じ部屋で寝てもらいました。
子ども達と一緒に寝るとお腹を蹴ってきたりするので。
更に、起き上がるのもつらくて、布団で夕飯を食べたり。
しかし翌日には出血もほぼ治まり、腹痛もだいぶ楽になってきました。
経膣エコーで見てもらうと、新しい出血はそれほどなく、点滴がちゃんと効いているとの事。
赤ちゃんの心臓も動いているし、出血が止まって血の塊さえ剥がれなければ大丈夫。
昨日の大量出血が嘘のようです。
次はまた一週間後、出生前診断の直前に点滴です。