絵本 ちょっとだけ
長女が、昨年のクラスで時々借りてきた絵本です。
寝る前に私か旦那が絵本を読むのですが、小さい頃からほぼ毎日保育園の本を長女が選んで借りていました。
昨年のクラスの中で、一番印象深いのがこの「ちょっとだけ」。
初めて読んだ時は思わず涙がうるうると来てしまいました。
旦那にも読んでみてとすすめてみたら、同じくうるうる……どころか半泣き状態。
優しい文章、優しいイラスト、そして上の子の気持ちを考えてしまって何度読んでも最後にはうるっと来てしまいます。
ちょっとだけ あらすじ
主人公のなっちゃんには赤ちゃんの弟がいます。
お母さんは弟の世話で忙しいから、何でも自分でやろうとします。
でも、なっちゃんもまだ小さいから、完璧にできるのではなく「ちょっとだけ」できるのです。
でも眠たくなってしまって、なっちゃんはお母さんに「ちょっとだけ」お願いします。
お母さんから帰ってきた言葉は……
私と旦那の反省
これを読んで、まさに長女の事だと思いました。
次女が産まれる前からずっと楽しみにしていて、今でもお母さん代わりの長女。
でも時々癇癪を起します。
いつも一人で頑張って、つい下の子に目が行ってしまう私と旦那にこんな思いでいたのかなと。
私は長女なのに、分かっていたはずなのに、次女が産まれてからどれだけ長女を抱っこしてあげたかな?
「ちょっと待ってて」
「あとでね」
という言葉ばかり使っていた気がします。
旦那が買ってきた
この絵本は今のクラスにはないのですが、ある時旦那が買ってきたのです。
たまたま使わないといけないポイントがあったそうですが、この絵本をチョイスするあたり、旦那も思う所があったのだと思います。
せっかくなので、一人で読んでみました。
一人で読む方が泣いてしまうことに気づきました。
本当に言葉遣いが絶妙で優しいのです。
兄弟がいるご夫婦にはおすすめの一冊です。