叱らない育児、というのは最近よく聞きますが、私は絶対そんな育児はできないと長女を産む前から思っていました。
手をあげたことはありませんが、やってはいけないことをすれば怒ってきました。
「やってはだめよ」、「こういう風にしたらいいんじゃない?」なんて優しく言うことはできませんでした。
ついつい「やったらだめやろ!」と言ってしまいます。
それが加速したのが、次女を産んでからです。
自分でもわかっているのですが、ついつい大きな声を上げて「あかんて言ったやろ! どうしてわからんの? どうして?」と、3歳の子どもに言ってしまうのです。
さすがにこのままではだめだ。
と思い、今月から怒るのはやめようと一大決心。
もちろん、いけない事をした時は怒りますが、大声を上げたりきつい言い方や問い詰める言い方をやめるようにしました。
「これをしたかったんだよね?」というのは、前から言っていましたが、「これをしたかったんだよね? でもできなかったんだよね。次は気を付けようね」と、言うようにしました。
怒らない!!
と決めたからか、なぜか心に余裕ができて、不必要な怒り方はしなくなりました。
すると、長女と笑う時間がいつもより増えた気がします。
今まではきつく言ってやっと言うことを聞いてくれていたのですが、今は怒らなくてもやめてくれるようになりました。
たまについつい怒ってしまうときもありますけど、理不尽な怒り方は自制できています。
なんだ、こっちの方が楽しいやん。
今頃気づくなんてダメな母親です。