0時半、家で破水
夜、0時前に子供たちが起きだし、何とか寝かしつけ私も寝ようかなとしていた頃、ちょろっと何かが出てくる感じがしました。
散歩の成果かお腹が少し下がって来ていて、おりものが増えている頃でした。
ちょろっとならおりものかなと思い、もう一度寝る前にトイレに行っておこうと布団を抜け出しました。
私が通っている病院では、破水かどうか調べるられる検査の紙を最初に配ってくれます。
ただ上2人は陣痛から始まったので、使ったことはありませんでした。
とりあえずトイレで量などを確認してから、その紙を使おうかなと思い、一旦トイレを済ませました。
この時、普通にトイレで用を足せたので、ただのおりものかなと思ったのですが、手を洗いに洗面台に行く際にビシャーと大量の水が出てきたのです。
今までは分娩台の上でしか破水したことがなかったのですが、この量はさすがに破水だろうと思い、慌てて検査の紙を濡れたところに当ててみると、見事に色が変わりました。
という事は、破水で間違いない!
幸いズボンをはいたところで破水したので、床への被害は少ない。
とにかくナプキンを付け着替えをし、母を呼びました。
母に破水した事、これから病院に電話する事、ひょっとしたら床が濡れているかもしれない事、ついでに濡れたパジャマの洗濯をお願いしました。
実母なので遠慮なく頼んでいます。
バタバタしているうちに旦那が目を覚ましてきたので、破水したから病院へ行くと告げ、着替えてもらいました。
さすがにもう、パンは焼かんで。
と、さすがに3人目の余裕なのかチャチャっと旦那は用意を済ませました。
1人目の時は病院行くよ! という時にパンを焼き始めましたしね。
1時、病院へ電話
身支度を整え、病院へ電話しました。
病院から貰った破水の検査の紙に反応があると伝えると、陣痛セットを持って今から来てくださいとの事でした。
陣痛セット??
いつも病院に行く時は入院に必要な物一式持ち込んでいたので、わかりましたと電話を切った後、病院からの冊子を見返しました。
なるほど、分娩室に持って行くのに必要な物だけをまず持って行かないといけないのか。
後から聞いたら、陣痛室がそれほど広くないので、まずは陣痛セットを持ち込んで、後で入院用の持ち物を持ち込むらしいです。
私は今まで即分娩室だったので知りませんでした。
1時半、病院で内診
家を出る前に子供たちが再び起きだしてしまい、私と旦那が着替えているのを見て、次女はお出かけできるのだと思い靴を履こうとしていました。
連れて行ってもらえないと悟って泣き喚く次女を母が何とか抑え、長女は待っててねの言葉に頷いてくれたので何とか出発できました。
母のありがたさが身に沁みます。
次女を産んだ時は、長女が一緒に行けないと悟って大泣きだったのに、大きくなったなと旦那と病院へ向かう途中話していました。
1時半頃病院へ着き、まずは内診。
子宮口は1㎝ほどしか開いていませんでした。
先週は全く開いてなかったし、陣痛も感じなかったのでそれくらいかなとは思っていました。
この時、分娩台に足を乗せると震えが止まりませんでした。
寒いわけではなく、緊張からの震えのようで、これからあの痛みが来るのかと思うと恐ろしさしかありませんでした。
助産師さんに力を抜いてと言われてもなかなか震えは治まりません。
普通分娩を選んだのは自分ですが、無痛分娩をどうして選択肢に入れなかったのかと後悔しました。
内診の後、トイレに行くとおしるしがありました。
少しだけお腹の奥の方で鈍痛が始まります。
助産師さんが言うには、破水からじゃなかったら気づかず寝てしまうくらいの陣痛だと思うよと言われました。
旦那は立ち合いの予定でしたが、経産婦とはいえさすがにまだまだ出産までは時間がかかるだろうと、ここで一旦帰ってもらうことにしました。
帰ったら子ども2人がまだ寝ておらず、再び旦那が寝かしつけたそうです。
NSTもしたのですが、張りは約10分間隔。
張りの強さはそれほど強くなく、もっと定期的に強い痛みになるまで陣痛室で少し寝ることにしました。
5時、定期的な痛みになる
寝たり起きたりをしながら、時々陣痛間隔を測っていました。
10分を切り出したのが5時頃。
陣痛が10分、5分の間隔を行ったり来たりし始めます。
7時半に内診をしてもらうと、子宮口は3~4㎝。
2人目の時は、2~3㎝から1時間ちょっとで産んでいるので、3人目がこんなに時間がかかるとは思いませんでした。
8時に朝食が出てくるので、出産のため体力をつけた方がいいだろうと食べられるだけ食べました。
ごはんは全部食べたかな、お味噌汁とおかずは少し残したと思います。
そして、この時体を起こしたのがよかったのか、陣痛の間隔が短くなってきました。