プロポーズの後に泣いた理由

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聞くのが怖かったこと

旦那からプロポーズされた後、私は少しだけ泣きました。

もちろん嬉しかったのもあるのですが、旦那と付き合って半年ずっと考えてたことがありました。

 

「あと一年早く出会いたかった」

 

旦那には全く関係のない私自身の問題です。

 

 

私は初めて半年間聞けなかったことを聞きました。

 

きしか
きしか

あのさ、私のお父さんに会いたかった?

旦那
旦那

……うん。

 

ごめんね、と謝りました。

会わすことはできたのです。父が亡くなったのは旦那と知り合って約一か月半後。

付き合いましょうとなった時、すでに余命一カ月ですと言われていました。

 

私はこの事を父が亡くなるまで旦那には言いませんでした。

 

まだ付き合い始めで少し距離もある頃、いきなり今しか会えないから父に会ってとは言えませんでした。

 

会わせたとしても、父はどう考えても結婚式には出れない。
父にとって心残りになるかもしれないと思い、父にも旦那の事は一切話していません。

 

父の遺品を整理していた頃、以前脳の手術を受けてから日記を付けるよう指導されていて、それを妹が読んでいました。
妹がこんなん書いてあるで、と見せてくれたのが、父の知り合いの娘さんが結婚されたらしく、自分の子もいい年だしそろそろかなと思う。と書いてありました。

父は私たちに全く結婚しろとは言いませんでしたが、気にはなっていたんでしょう。

結婚しろとは言われませんでしたが、「子供ができたら父さんが遊んであげるで」と言っていたので、それなりに楽しみにしていたのでしょう。

 

旦那と会うのがあと1年早かったら、父に紹介していた。結婚式を早める事だってできたかもしれない。

でもタイミングが悪かったのです。

旦那と知り合う数週間前まで、まさか父がガンだとは誰も思わなかったのです。

 

会わせた方がよかったのか考えても、もう父はいないので合わせるという選択肢は永遠に選択できません。

 

でもいざ結婚が見えてくると、旦那は父に会いたかったのだろうか?

正式にお付き合いを始めたんだから、私の家の状況を話して、父に会いたいかどうか聞くべきだったのだろうか?

聞いたところで今更どうしようもない事なので、聞くのが怖かったのです。

 

父ではなく、私の後悔だからいいんだ

 

その日、家に帰ってから旦那から、メールが来ました。

 

『きしかが思ったように対応したんやし、それでよかったと思うで』

 

父の事で悩まなくていいよという内容でした。

 

ただ、今更もう父に会うことはできないし、そう送るしかないですよね。

 

 

それでもあの時はそれでいいと思ったのだし、会わせなかったことは父の後悔ではなく、私の後悔なんだから、これでいいんだ、と自分を納得させました。



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