職場と保育所に連絡
お昼近くになっていたので、コンビニでお昼を買い帰宅。
旦那は職場へ連絡。
とりあえず赤ちゃんは無事な事、私の母が13時くらいに仕事から帰ってくる予定なので、母と交代したら出勤しますと伝えていました。
私も職場に連絡しないといけないし、保育所にも連絡した方がいいよね?
という事で、まずは職場に連絡。
流産の可能性もあったので、どうなるか分かりませんと職場には伝えていたので、赤ちゃんは無事な事。
ただ、出血が続くと赤ちゃんも一緒に出てきてしまう可能性があるので、切迫流産で1カ月休む旨を伝えました。
職場への連絡は、同じような電話を何度もしたことがあるので淡々と説明しました。
しかし保育所には何を伝えよう?
まずはご迷惑おかけしましたかな。
とかなり悩んでから電話をしました。
長女が不安定になっていた
とりあえず電話してしまえ!
と思い、保育所へ電話。
お昼過ぎの時間なので、子どもたちはお昼寝の時間です。
「もしもし、きしかと申します。いつもお世話になっております……」
から、どうつなげようかと思ったら。
『ああ! きしかさん! 電話お待ちしていました。早朝の先生から話は伺っています。大丈夫でしたか?』
担任の先生でも所長さんでも保健師さんでもない声でした。
おそらく別クラスの担任の先生か補助の先生です。
私に気づいた途端、かなりのテンションで話しかけてくれました。
「はい、大丈夫です。赤ちゃんも無事で、先ほど病院から帰ってきました。ただ切迫流産と診断されたので、しばらく送り迎えが母と旦那になると思います。私が家にいるのですが、自宅安静なので標準時間ではなく長時間もお願いしてしまうことになりますが」
『そうですか! 大丈夫かなとみんな心配していたんです。本当に良かったです。時間は大丈夫ですよ。ゆっくり休んでください』
「ありがとうございます。まさか3人目でこんなことになるなんて思わなくて。あ、教室に血とか付いていませんでしたか?」
『大丈夫ですよ、何も付いていませんでしたし心配しないでください。私も実は3人目で大量出血したんです。上の子たちは大丈夫だったのに、3人目はやっぱり体力が落ちてきてるのかな』
と、私と赤ちゃんが大丈夫なことが分かった途端、ざっくばらんな話になりました。
実は、他の先生からも流産した事があるという話を聞いていたので、保育所は体力仕事だし大変な仕事だなと思いました。
そして気になっていた血も大丈夫だったようでほっとしました。
『あ、そうだ。長子ちゃんがすごく心配していて、朝からお母さんにこんなことあったってお友達にしゃべっていて不安がっていたので、すぐにお母さんと赤ちゃんは大丈夫だって伝えに行きますね!』
「そうなんですね、お願いします。私も旦那も気づいていたのですが、朝にフォローできなくて」
すぐに朝の不安そうな顔で私と旦那を見送る長女の顔が浮かびました。
病院から帰ってから、旦那と「長女が不安そうな顔してたね」と話していたのです。
ただ、あの時は私も旦那もあせっていて何一つ長女に声をかけてあげられませんでした。
目の前で母が出血して座り込んで、いつもは来ない父が母を迎えに来て、更に抱っこしてバタバタと帰るのです。
不安にならないはずがありません。
この日の迎えの時間だけ告げて、電話を切りました。
パッと電話を切られたので、すぐに長女の所へ向かってくれたのだと思います。
おそらくお昼寝の時間だけど、不安で寝れなかったのだと思います。
自宅安静中どうするか
間もなく母が帰ってきました。
私は鈍い腹痛が続いていた為、旦那に布団を敷いてもらい横になっていたので、病院での事は旦那から母に伝えてもらいました。
もちろん赤ちゃんが大丈夫だったという事は、携帯でメールを送っていましたが。
気が抜けたのか、そこから旦那は一眠りしてから出勤。
ちなみに上司の方が切迫流産と流産の違いが分からなかったそうで、必死で説明していました。
毎回切迫流産になるので、旦那もかなり詳しくなっています。
1人目の時は旦那も違いが分からず悲壮な顔をして帰ってきたのですが。
旦那がいない時の保育所の送り迎え、子どもたちのお風呂、寝かしつけ、しばらく全て母に任せることになりました。
もちろん旦那が休みの時は旦那にしてもらいますが、仕事が24時間勤務なのでどうしても1日旦那がいない日ができてしまうのです。
特にこの日は出血もまだ少し続いていましたし、起き上がるのが怖かったのです。
しかし、出血はこの日から数日で治まりました。
腹痛は続きましたが、血の塊が出たら赤ちゃんも一緒に出てくるかもしれないという言葉が怖かったので、とにかく血が止まったことが嬉しかったです。